徒然
2007年 06月 11日
善意と悪意について
僕らは生きているわけで
それは一人では決して不可能なことで
黒いコーヒーと白いミルクを半分ずつ
今目の前にあるカフェオレの黄金比
そんなものを目の前にして
僕らはどれだけの善意と悪意を抱えているのかと
僕らはどれだけの善意と悪意に包まれているのかと
世界を包むオブラートと視野に重なる色眼鏡で
なかなか捉えられない真実を必死に想像している
そういえばかっこいいんだけどね?
実際はそんなもんじゃない
結局は怖いから目に見えるものが欲しいだけ
こうすればいいんだと単純明快なものが欲しいだけ
新しいことを始めることはものすごく楽しいことなんだけど
やっぱりそれ以上に怖いと思えるものらしくて
それを意識しないで飛び込んでいられたら、と思う
目を背けているだけなのかもしれないけれども
だから僕は思う
こんなものか、と
そう思って一気に飲み干したカフェオレは
いつもより少し、苦かった
by iceman0560
| 2007-06-11 11:38
| 思考