あるき みちにおく ことば


by iceman0560
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病窓

「あの葉っぱが散ったら、私も終わりなのね」
 そんなにロマン溢れるものだったらどんなにかいいだろう

 祝福された最後
 幸運な最後

 けれど、現実はそうじゃない(あくまで、こともあるだけれど)

 チューブと機械に囲まれて
 自分の何かを切り取って
 不味いタブレットを飲み込んで
 そんな這いずるような生き方もある

 確かに、それは傍から見ていて綺麗なものではないだろうね
 潔さは美徳の一つであるのだから

 けれど、そこから触れ合ってみて、係わってみて
 その姿勢に一片も諦めがないのなら

 それがどんなにひび割れ、欠けた硝子細工のようなものでも
 俺はそこに美しさを見出せると思う

 誤解のないように言っておくけれど
 それは消えてゆくモノに儚さを感じてるんじゃない

 どんな逆境であっても頭を下げず、前を向き続けること
 そのことがとても、美しいと思えるから
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by iceman0560 | 2006-02-18 23:43 | 書き物